学生寮の引き渡し

こんにちは

設計課の八木です。

 

今月にお引渡しをしました学生寮を紹介させていただきます。

計画概要としましては、畑として使用していた一部を造成し、

約980㎡の敷地に建物規模が延床面積約600㎡の軽量鉄骨造2階建ての

学生寮を建設しました。

室の構成としましては、学生が入所する室が20室(2人部屋)、

共用の食堂、管理人室、他となります。

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男子学生が入所する予定なのでアクセントに紺色のクロスを貼っております。

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これから入所する学生が、寮での経験を経て社会人になっても

ずっと楽しい記憶として残ればと思います。

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防災、減災のためハザードマップを確認しましょう

こんにちは、暑い日が続きますが、突然激しい雨が降ったりと天気の急変が多くなっているように感じます。
日本は自然災害が多い国であり、最近でも静岡県熱海市で起きた令和3年7月伊豆山土砂災害での土石流よる被害が記憶に新しいところかと思います。
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるともに、被災地の一日も早い復興を願うばかりではありますが、こういった土石流の可能性がある場所は熱海だけに限らず、全国に約66万カ所あると言われています。

今、お住まいの地域や働いていらっしゃる地域がどんな地域なのか知ることで、いざというときのために平時から必要な備えをすることができ、防災、減災に繋がっていきます。
そのために本日はご自身の身の回りの地域がどういった災害のリスクがあるのか調べることができる、”ハザードマップ”の調べ方についてご紹介したいと思います。

”ハザードマップ”とは自然災害の発生した際に、危険が発生すると思われる個所や避難場所などをまとめた防災・減災のためにつくられた地図です。
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地域にどんなハザードマップがあるのか調べたい際には国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」がおすすめです。

「ハザードマップポータルサイト」 https://disaportal.gsi.go.jp/

ハザードマップポータルサイトでは”重ねるハザードマップ”と”わがまちハザードマップ”を見ることができます。

1. 重ねるハザードマップ
災害リスク情報や防災に役立つ情報を、全国どこでも重ねて閲覧できるマップです。
”場所を入力”から調べたい市町村を入力し、災害種別から調べたい災害を選ぶことでマップ上にエリアが表示されます。災害種別は洪水、土砂災害、津波などに分かれており、それらをすべて重ねて自身の地域にどんな災害リスクがあるか調べることができます。

2. わがまちハザードマップ
市町村が作成したハザードマップを見つけやすくまとめたリンク集です。
”まちを選ぶ”から調べたい市町村を選択することで、その市町村が発表しているハザードマップのHPへ飛ぶことができます。
市町村によってはハザードマップだけではなく防災ガイドブックなども配布している市町村もありますので、ぜひ確認をしてみてください。

また、インターネットでハザードマップを確認する事はとても便利ではありますが、いざ災害が起きた際にインターネットが繋がらない、アクセス集中により見ることができないと言った可能性があります。そのためネット上だけではなく紙でのハザードマップを入手しておく事も大切です。
それぞれの市町村で公開されているハザードマップを予め印刷して保管しておいたり、お住まいの市区町村役場の窓口で紙でのハザードマップを入手したりすることができます。

一家に一枚は用意をし、いざという時の為の行動をしっかりと確認できるようにしておければと思います。

年間MVP

こんにちは。

設計課の八木です。

 

令和3年はじめての記事になります。

当社では1年に1度、1月に「経営方針発表会」を開催しております。

例年は全社員が一堂に会し行われるのですが、今年はコロナウィルス感染拡大の影響で最小人数が出席、その他の社員はWEBにて参加となりました。

今年の会社の方針を全社員に共有し、昨年の頑張りを労い、新たな1年への士気を高める機会で大切なイベントの一つです。

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経営方針発表会の後には前年度の各表彰の受賞式が行われました。

各部門で最も活躍した社員に送られる部門MVP、その中より選出される年間MVP・VPや永く会社に貢献された方への送られる表彰や特別な功績を残した方への表彰等です。

 

今年はなんと・・・・・・・・・・・。

社内年間MVPに私が選ばれてしまいました。

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私がMVPを受賞するのはもちろん初めてですが、所属する営業部の中から選ばれた事も初めての事でした。

これからも会社に貢献できる様に、また営業部の部員の中から年間MVPが選出されるように頑張りたいと思います。

土砂災害防止法

こんにちは。

 

2月なのに、今年は暖かい季節ですね。

日によっては4月の気温の日も・・・。

暖かい気温もそうですが、ゲリラ豪雨など、異常気象が年々ひどくなってきている気がします。

ゲリラ豪雨などの大雨によって、土砂災害も目にすることがあります。

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そんな、土砂災害に関するお話しをいたします。

皆さん「土砂災害防止法」はご存じでしょうか?

「土砂災害防止法」とは・・・

土砂災害から国民の生命を守るため、土砂災害のおそれのある区域の設定や住宅等の立地の抑制等を抑制しようとするものです。

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土砂災害のおそれのある区域には、2種類ありまして、

「警戒区域」と「特別警戒区域」があります。

1つは「警戒区域」で、崩壊した土石流等によって、被害を受けるおそれのある区域で、土砂災害を防止するための警戒避難体制(避難場所等を記載したハザードマップ等)が整備されている区域です。

もう1つの「特別警戒区域」とは、「警戒区域」よりもさらに危険な区域で、崩落した土砂等によって、住宅等の建築物が倒壊し、住んでいる人の生命や身体に大きな被害をもたらすおそれのある区域です。

この区域で宅地分譲などの開発や住宅・老人ホーム等の建物を建てようとする場合、特別な申請が必要なのと、土砂災害にならないよう山の斜面を緩くする対策や、コンクリートを吹き付けたりする対策をしたり、土砂災害が起きても土砂を食い止める擁壁を造るなど、様々な対策が必要となります。

よって、この「特別警戒区域」で建築等する場合は、時間と費用がかかってしまいますので、ご注意が必要です。

 

まずは、計画する場所が該当するか、静岡県のHPでも記載されていますので、

調べてみてはいかがでしょうか。

静岡県HP(記載ページ)

https://www.gis.pref.shizuoka.jp

 

 

 

 

 

省エネ法改正

設計課の八木です。

2020年残すところあと僅かとなりました。

皆様やり残した事はないでしょうか。

2021年に目を向けますと私共の業界では「建築物省エネ法」の改正が4月1日から施行されることが注目されています。

そもそも「建築物省エネ法」とは、豪雨や台風、猛暑等年を追うごとに私たちの生活を脅かすようになっており、気候の変動による被害は様々な形で世界中にひろがっています。その原因の一つである地球温暖化を防ぐために、温室ガスを減らす目的で制定されました。

では今回どのような所が変わるのか?

①適合義務制度の対象建築物の拡大

非住宅建築物の適合義務(省エネ適合性判定が必要な建築行為)の対象が床面積2000㎡以上から300㎡以上へ変更になります。

2017年度建築着工統計による数値で検証すると適合義務対象数は現在の5倍以上になる可能性があり設計者だけでなく、審査機関も混乱する事もあり得るかもしれません。

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出典:国土交通省「改正建築物省エネ法オンライン講座テキスト」

②説明義務制度の新規創設

設計者は、一戸建て住宅の省エネ性能についてお施主様(建築主)への説明が義務化されます。外観や内装、住宅設備の性能だけでなく省エネ性能についても検討しましょう。

私自身が混乱しない様準備していきたいと思います。