伊豆総合高校 【静岡どぼくらぶ】出前講座

こんにちは。

設計課の加藤です。

今年もやってきました、静岡県主催の静岡どぼくらぶ(土木LOVE)で、

県立伊豆総合高校2年生の工業科建築デザイン類型の生徒さんに建設業についての講座の

講義を務めさせていただきました。

出前講座は、生徒さんに向けて

「建設業に入職する不安を取り除き、希望を与える事が出来ればイイな。」

という目的で開催しています。

今回も、他の建設会社も参加し、現場監督の話や体験型講義(鉄筋の結束や重労働を

アシストしてくれるスーツ体験)など様々な講義がなされ、

私たちは設計業務について講義をいたしました。

今回は、去年と違い生徒さん全員の前での講義ではなく、

生徒さんが各3~4人の班に分かれ、班ごとに各会社の講義を聞くスタイルでした。

設計図面やパースなどを見せながら、実際に完成した写真を見せたり、

着工から完成までの一連の流れを定点動画のような形で見せながら

設計の楽しさや建設業の楽しさを紹介させていただきました。

若手の建設業離れが進む中、一人でも多く建設業の楽しさを知る仲間が

増えてくれると嬉しいです。

法改正の動き!!

こんにちは!
設計課の八木です。

建設業界や設計業務に係る者として関係法令の動向は気になるところです。
今回は、法令の改正情報がありましたのでお話させて頂きます。


建築基準法施行令の改正案から建築面積算定の緩和(パブリックコメント令和4年10月11日~令和4年11月9日まで)についての情報になります。

◎建築面積の算定
『現行』
建築物の外壁又はこれに代わる柱の中心線(軒、ひさし、はね出し縁その他これらに類するもので当該中心線から水平距離1m以上突き出たものがある場合においては、その端から水平距離1m後退した線)で囲まれた部分の水平投影面積による。ただし、・・・・

『改正案(パブリックコメント)』
建築物の建蔽率の算定の基礎となる建築面積の算定に当たり、工場又は倉庫の用途に供する建築物の外壁又はこれに代わる柱の中心線から水平距離1m以上突き出た軒、ひさし、はね出し縁その他に類するもので、専ら貨物の積卸しその他これに類する業務のために設けるものうち、当該軒等の端と敷地境界線との間の敷地の部分に有効な空地が確保されていることその他の理由により安全上、防火上及び衛生上支障がないものとして国土交通省が定めるものについて、その端から水平距離5mまで後退した線より外側の部分を参入しないこととする。
※パブコメ(https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155220721&Mode=0

概略として用途が工場や倉庫の場合に庇下等を積卸で使用する場合は、軒出が5mまで後退した線より外側を建築面積に算定されない様、緩和されそうです。現在の予定では令和5年4月1日施行が考えられている様です。


最新情報を注意深く見ていきたいと思います。

設計監理(鉄骨製品検査)

こんにちは。

設計の加藤です。

今回は、設計監理業務の一部でありますが、

「鉄骨製品検査」についてお話させていただきます。

現在、伊豆の国市で重量鉄骨造の建物を建築中で、私はその設計監理をしています。

その工事の過程で、建方というものがございます。

この建方というのは、建物の構造の骨組みとなる柱や梁を組み立てる作業で、

この建方を行う前に、実際に骨組みの鉄骨を加工している工場へ行き、

鉄骨を検査することを「鉄骨製品検査」といいます。

具体的にどのような検査をするかといいますと、

まず、鉄骨業者さんから、自主検査の加工精度や溶接精度などの

書類を確認します。

これは、柱や梁など全箇所を確認します。

ですので、書類は何十ページ・何百ページにもなります。

そのあと、実際の鉄骨を確認します。

長さ・厚み・接合位置・開口位置などスケールを当てたりして確認します。

その他にも接合部分の溶接箇所には、超音波探傷試験という試験を

実際に行っている状況を確認したりします。

このような検査をし、検査合格したものが

実際に現場に運ばれてきて、建方が行われていきます。

設計士も、現場監督と同様にお客様に安心・安全な建物を提供するために、

日々チェックし、より良い建物をお引き渡しできるよう監理しています。

FOOMA JAPAN 2022

こんにちは、設計課の八木です。

先日東京ビッグサイトで開催されました「FOOMA JAPAN 2022」に行ってきました。

近年、食品工場の建設や改修のお話も増え最新情報やトレンド収集する事が目的です。

建築資材のブースを主に廻りましたが、特にHACCP対応商品の多く目につきました。

また、会場には最新の調理加工機器の展示がかなりの面積を占め、人手不足が進むなかで食品工場の自動化と省人化への対応が課題と改めて感じました。

その他に食品工場計画についてのセミナーにも参加する事でき、他社の取り組みを今後に活かしたいと思います。

帰りに少し寄り道して3月に完成した建物を見に行きました。

場所は、芝公園近くの大通りから少し入った所にあります8階のテナントビルになります。

各階の外壁に色んな種類の材料が採用されており個性的な建物でした。

久しぶりに東京に行き刺激を頂くことが出来ました。

伊豆総合高校 「静岡どぼくらぶ」講座

こんにちは。

設計課の加藤です。

今回は、静岡県主催の静岡どぼくらぶ(土木LOVE)で、県立伊豆総合高校2年生の工業科建築デザイン類型の生徒さんに建設業についての講座の講義を務めさせていただきました。

 

そもそも「静岡どぼくらぶ」とは・・・?

土木の将来や静岡県の未来を考え、土木の現場でつながる広いサークル(仲間)で、様々な活動をしています。

静岡県/静岡どぼくらぶ

 

その活動の一部に今回参加させていただきました。

講座には、他の建設会社も参加し、

建設会社によって、建築現場監督の業務の講義や土木現場監督の業務の講義を担当し、

私たち加和太建設は、建築設計業務の講義を行いました。

まず、会社概要を紹介し、

その後「設計・監理業務」についてお話をさせていただきました。

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スクリーンに設計図面やパース、工事監理写真などを写し

実際の業務について説明をいたしました。

 

一時ではありましたが、先生になった気分を味わうことができ、

貴重な体験をさせていただきました。

今回の講義で、生徒さんが建設業にさらに興味を持っていただき、

将来の建設業を担ってもらえると嬉しいです♪