はじめまして設計の八木です。
建物の構造の種類について紹介させていただきます。
今回は、木造編です。
木造は大きく軸組工法と枠組壁工法に分けられます。
まず軸組工法です。
在来工法ともいわれ、躯体は土台・柱・梁などで構成され
耐震面は、筋交いなどの耐力壁が受け持ちます。
耐震の決め手は、耐力壁の量と配置のバランスです。
次に枠組壁工法です。
北米では最も主流の工法で、輸入住宅で多く建てられる工法です。
ツーバイフォー(2x4)工法の方が耳にした方が多いかと思います。
軸組工法が柱や梁などの「軸」で躯体を構成するのに対して、
2x4工法は断面の寸法が2x4インチの製材で枠を組み、
それに構造用合板を張ったパネルで壁を構成します。
床・壁・屋根の「面」全体が躯体を支える働きをします。
次回をお楽しみに・・・・。