建物構造について

はじめまして設計の八木です。

 

建物の構造の種類について紹介させていただきます。

今回は、木造編です。

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木造は大きく軸組工法と枠組壁工法に分けられます。

 

まず軸組工法です。

在来工法ともいわれ、躯体は土台・柱・梁などで構成され

耐震面は、筋交いなどの耐力壁が受け持ちます。

耐震の決め手は、耐力壁の量と配置のバランスです。

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次に枠組壁工法です。

北米では最も主流の工法で、輸入住宅で多く建てられる工法です。

ツーバイフォー(2x4)工法の方が耳にした方が多いかと思います。

軸組工法が柱や梁などの「軸」で躯体を構成するのに対して、

2x4工法は断面の寸法が2x4インチの製材で枠を組み、

それに構造用合板を張ったパネルで壁を構成します。

床・壁・屋根の「面」全体が躯体を支える働きをします。

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次回をお楽しみに・・・・。

建物探訪 ~気になった建物紹介~

今回は視点を変えて、ちょっと気になって見に行った建物を紹介しますね。

 

見に行った所は、山梨県南都留郡富士河口湖町にあります

「ほうとう不動」です。

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こちらは2010年オープンしたほうとう屋さんで雑誌にも掲載されています。

(記事的にはちょっと古いですけど…。)

 

設計者は保坂猛建築都市設計事務所です。

 

外観は、曲線だけで構成されており、イメージは雲?のようなふんわりとした感じです。

構造は鉄筋コンクリートのシェル構造で形成され、室内に入っても天井?壁?も白く統一されており、柱が無く広々とした空間で外と同様に曲線となっています。

 

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天井からの照明が無く、間接照明の器具しかありませんでしたが、外からの自然光をうまく利用し店内を優しい雰囲気にしていました。

 

空調設備も無く、自然の風の流れを計算し、日光の入り方も考慮した設計と感じました。

 

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とても面白く、良く設計されている建物なので、是非、行ってみてはいかがでしょうか?

 

これからも、色々な建物を紹介していきますので、楽しみに待っていてくださいね。

 

地盤補強のあれこれ

今回は、地盤補強についてお話しますね。

 

地盤調査をした結果をもとに、地盤補強が必要とされた場合、どのような地盤補強があるのかと申しますと、表層改良・柱状改良・コンクリート杭・鋼管杭など他にも様々な方法があります。

 

補強方法の選定の仕方は、一般的に、表面だけ軟弱の場合(深さ2m)は表層改良。

深さ8m程度まで軟弱な場合は柱状改良。さらに深い場合は鋼管杭を使います。

他にもそれぞれの地盤状況によっては違う方法もあります。

 

地盤補強

ちなみに、それぞれの補強方法ですが、

表層改良はセメント系固化材を軟弱地盤に散布して、地盤の土と混合・攪拌・転圧を行い固結体をつくる工法。

柱状改良は、軟弱地盤の土にセメントミルク(セメント系固化材と水を混ぜたもの)を注入攪拌して、地中に柱状の改良杭をつくる工法。

 

鋼管杭は、杭先端のみで建物の荷重を支持したりする場合に、一般構造用炭素鋼鋼管を用いてを支える支持杭工法です。

 

弊社では、物件ごとに地盤調査を行い、適切な補強方法を検討しますので、安心してお任せください。

 

 

地盤調査

今回は、地盤調査についてお話します。

 

建物の基礎や構造をどんなに頑丈に作っても 地盤が弱ければ不動沈下・地盤沈下などにより、建物が傾いてしまいます。

 

その地盤が弱いかどうかを調べるのが、地盤調査です。

 

地盤調査の方法には何種類もありますが、一般的に使われる調査方法を2つ紹介しますね。

 

1つ目は、スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)

これは、一般的には木造住宅などに多く用いられる方法で、最大100kgまでの負荷をかけて、既定の深さまでロッドをねじ込み、荷重による貫入と回転貫入を用いた試験方法です。

 

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ちなみに、なぜスウェーデンなのかと言いますと、スウェーデン国有鉄道が不良地盤の実態調査として採用したことから付けられたと言われております。

 

2つ目の調査方法は、ボーリング調査(標準貫入試験)

これは、鉄器コンクリート造や鉄骨造などに多く用いられる方法で、63.5kgのハンマー(おもり)を75cmの高さから自由落下させて、サンプラーを土中に30cm貫入させるのに要する打撃回数を測定する試験で、この時の打撃回数がN値となります。

 

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尚、ボーリングとは「Boring=くりぬくこと」です。

 

建物を建てる際は、必ず地盤調査をしましょう。

建築士による現場監理とは…~「現場監理」と「現場管理」の違い~

今回は、建築士による現場監理についてお話します。

設計士は、ただ図面を描くだけが仕事ではなく、現場監理もします。

良く聞かれる質問で、「現場監理「現場管理の違いは何?と聞かれます。

「現場監理」とは設計士による監理で、設計士が設計図書の通りに工事が実施されているかどうかをチェックする事で、                   「現場管理」とは現場監督が工事を管理することで、 「工程管理(工事工程や職人などの手配)」「品質管理(材料の発注や管理)」「安全管理(工事現場・近隣の安全確保)」「予算管理(材料費・人件費等の費用管理)」をいいます。

では、設計士による「現場監理」はどのように行われているかと申しますと、
現場に行き、直接目視・納品書の確認・スケール等で寸法などをあたります。

特に気を付けなければいけないところは、工事途中で、最終的に隠れてしまうところです。
例えば、鉄筋の配筋を見ますと、鉄筋の種類・本数・径・ピッチ他にも多々
あります。

設計写真

このような事を、設計士は随時現場監理をしています。

私も、お施主様の代わりも兼ねて、細かいところまでチェックしておりますので、安心してお任せください。