視察してきました!!

こんにちは 設計課の八木です。

 

先日、宿泊施設を視察してきました。目的は、西伊豆にありますWEAZERです。

こちらの施設は、オフグリッド型コンテナ建築の建物になります。

※「オフグリッド」とは、既存のインフラから独立し電力や水を自給している状態を表します。

 

太陽光発電した電力を蓄電池に貯めて設備を動かし、飲み水は雨水貯めをろ過して確保、排水はトイレを流す水として再利用しています。

設備の仕様は、設置場所の気象データ過去20年分を基に、自給生活に必要な電力量と水量をシミュレーションして決定しているそうです。

建物は、20フィートコンテナを並列に6台分連結したもので工場である程度内外装を造り込み、現地での工事を最小限にしているそうです。

海側は一面ガラス張りとなっており駿河湾を一望でき、露天風呂に入りながらの一杯が最高だと思います。

 

伊豆方面で宿泊を計画されている方はおススメです。

見学に行ってきました!in静岡市・浜松市

 

こんにちは!

営業部設計課の井上です🌞

先日、建築士事務所協会の研修に参加してきました!

研修の一環で、静岡県内にある有名な建物の見学をさせていただきました✨

見学させていただいたのは「静岡市歴史博物館」と「浜北スイーツ・コミュニティー nicoe」です。

まずはじめに、静岡市葵区にある「静岡市歴史博物館」に行きました!

設計は、世界的に有名なSANAAさん。(SANAAは妹島和世さんと西沢立衛さんによる建築ユニットです。)西沢さんは、現在施工中の弊社新社屋も設計されております✨

建物の外観は漆喰調の仕上げとメッシュ状のアルミを掛け合わせることで、「過去と今をつなぎ、未来をつくる」役割を担っています!

館内でひと際目を引く長いスロープは、まさに圧巻でした😲

 

次に見てきたのは浜松市の「浜北スイーツ・コミュニティー nicoe」です。

建物内は子ども達が遊べるスペースが充実していて、お子様連れのご家族にはとてもうれしい施設になっていました✨

おいしいスイーツや県内を代表するお土産もたくさん売っているので、

近くに来た際はぜひお立ち寄りください!

伊豆総合高校 【静岡どぼくらぶ】出前講座

こんにちは。

設計課の加藤です。

今年もやってきました、静岡県主催の静岡どぼくらぶ(土木LOVE)で、

県立伊豆総合高校2年生の工業科建築デザイン類型の生徒さんに建設業についての講座の

講義を務めさせていただきました。

出前講座は、生徒さんに向けて

「建設業に入職する不安を取り除き、希望を与える事が出来ればイイな。」

という目的で開催しています。

今回も、他の建設会社も参加し、現場監督の話や体験型講義(鉄筋の結束や重労働を

アシストしてくれるスーツ体験)など様々な講義がなされ、

私たちは設計業務について講義をいたしました。

今回は、去年と違い生徒さん全員の前での講義ではなく、

生徒さんが各3~4人の班に分かれ、班ごとに各会社の講義を聞くスタイルでした。

設計図面やパースなどを見せながら、実際に完成した写真を見せたり、

着工から完成までの一連の流れを定点動画のような形で見せながら

設計の楽しさや建設業の楽しさを紹介させていただきました。

若手の建設業離れが進む中、一人でも多く建設業の楽しさを知る仲間が

増えてくれると嬉しいです。

法改正の動き!!

こんにちは!
設計課の八木です。

建設業界や設計業務に係る者として関係法令の動向は気になるところです。
今回は、法令の改正情報がありましたのでお話させて頂きます。


建築基準法施行令の改正案から建築面積算定の緩和(パブリックコメント令和4年10月11日~令和4年11月9日まで)についての情報になります。

◎建築面積の算定
『現行』
建築物の外壁又はこれに代わる柱の中心線(軒、ひさし、はね出し縁その他これらに類するもので当該中心線から水平距離1m以上突き出たものがある場合においては、その端から水平距離1m後退した線)で囲まれた部分の水平投影面積による。ただし、・・・・

『改正案(パブリックコメント)』
建築物の建蔽率の算定の基礎となる建築面積の算定に当たり、工場又は倉庫の用途に供する建築物の外壁又はこれに代わる柱の中心線から水平距離1m以上突き出た軒、ひさし、はね出し縁その他に類するもので、専ら貨物の積卸しその他これに類する業務のために設けるものうち、当該軒等の端と敷地境界線との間の敷地の部分に有効な空地が確保されていることその他の理由により安全上、防火上及び衛生上支障がないものとして国土交通省が定めるものについて、その端から水平距離5mまで後退した線より外側の部分を参入しないこととする。
※パブコメ(https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155220721&Mode=0

概略として用途が工場や倉庫の場合に庇下等を積卸で使用する場合は、軒出が5mまで後退した線より外側を建築面積に算定されない様、緩和されそうです。現在の予定では令和5年4月1日施行が考えられている様です。


最新情報を注意深く見ていきたいと思います。

設計監理(鉄骨製品検査)

こんにちは。

設計の加藤です。

今回は、設計監理業務の一部でありますが、

「鉄骨製品検査」についてお話させていただきます。

現在、伊豆の国市で重量鉄骨造の建物を建築中で、私はその設計監理をしています。

その工事の過程で、建方というものがございます。

この建方というのは、建物の構造の骨組みとなる柱や梁を組み立てる作業で、

この建方を行う前に、実際に骨組みの鉄骨を加工している工場へ行き、

鉄骨を検査することを「鉄骨製品検査」といいます。

具体的にどのような検査をするかといいますと、

まず、鉄骨業者さんから、自主検査の加工精度や溶接精度などの

書類を確認します。

これは、柱や梁など全箇所を確認します。

ですので、書類は何十ページ・何百ページにもなります。

そのあと、実際の鉄骨を確認します。

長さ・厚み・接合位置・開口位置などスケールを当てたりして確認します。

その他にも接合部分の溶接箇所には、超音波探傷試験という試験を

実際に行っている状況を確認したりします。

このような検査をし、検査合格したものが

実際に現場に運ばれてきて、建方が行われていきます。

設計士も、現場監督と同様にお客様に安心・安全な建物を提供するために、

日々チェックし、より良い建物をお引き渡しできるよう監理しています。