こんにちは。
不安定な天気で、急に雨が降ってくるなど困る日が続いてますね。
そんな中、先日弊社で工事している保育所の建築完了検査の立合いに行ってきました。
以前、「社内設計検査」についてご説明させていただきましたが、その検査とは違い、建築基準法に基づく法的な検査となります。
どのような検査かといいますと、建築確認申請に提出した図面通りに、建物ができているかを建築主事など法的機関による立合い検査となります。
間取り、各部屋の大きさ、廊下の幅、窓の位置・大きさ、設備機器など、多岐にわたる項目の現地チェックを受けます。
現地確認以外でも、チェックが多々あります。
それは、建物内部の状況確認です。
壁や天井で中の状況が塞がってしまうので、構造体の確認や配管状況など目視できない部分は、写真や報告書のチェックとなります。
写真は、工事経歴全ての写真を用意し、何百枚、時には何千枚もの写真を用意します。
報告書では、コンクリートの強度試験や鉄筋の材料証明書など、各材料の試験結果や証明書などを用意します。
これらの資料を検査官に提示し、しっかりとチェックを受け、
問題が無ければ合格となります。
合格をすると、このような「検査済証」が発行されます。
この書類が、建物が合法に建てられる証明となりますので、
お施主様には無くさないよう保管をお願いしています。
弊社では、現場監督による現場管理、設計の現場監理をしっかりと行い、お客様に安心できる建物をお渡しいたします。