こんにちは。
花粉症が厳しい時期になりましたね。
花粉症の方はマスク確保も大変だと思います。
そんな中、先月ですが東京にあります「江戸東京たてもの園」に行ってきました。
こちらは江戸・東京にあった歴史的建造物を移築保存して展示してある博物館で、小金井公園の一角にあります。
建物自体は30棟ほど展示されており、萱葺き屋根の農家住宅や総理大臣にもなった髙橋是清の住宅や昔の居酒屋など様々な建物が展示されています。
そんな中、私が特に気になりました「三井八郎右衛門邸」をご紹介いたします。
三井といえば・・・・
そう!三井財閥さんです。
三井財閥の方が住まわれていた建物で、
明治36年から約5年間も竣工にかかった建物です。
この建物は一部分らしく、全部では無いそうです。
当時敷地面積は1万3500坪もあり、あまりにも広大な土地だったそうです。
外観は和風建築ですが、中に入ると和洋折衷な感じで、
天井にはシャンデリアがあったり、キッチンにはガス台や家具など洋式な物で当時では珍しい仕様となっています。
撮影禁止の部屋もあり、そこには、歴代の三井財閥の方たちのコレクションや自作の物などが飾られてあったりと、歴史や粋を感じさせる造りとなっています。
そんな中、特にすごいと感じたのは、
改めてにはなりますが、住宅に付属している倉庫の中にある小屋組みです。
サイズ感が分かりにくいと思いますが、梁の太さや架け方に圧倒されます。
昔の建物なので、このような事例はたまに見ることはありますが、直接手で触れるところにあり、改めて昔の人たちは、今みたいに機械で材料を釣り上げることができず、人力で工事していたかと思うとちょっとロマンを感じます。
建物内を見て最後に外で改めて建物を見ると、
屋根が複雑にかかっていて、こちらも和風の美を感じさせてくれます。
和風建築や昔の建物が好きな方は是非行ってみてはいかがでしょうか。
きっと自分が好きな建物があるはずです。
また、ちょっと遠いですけど、岐阜県にあります「明治村」も良いですよ。
是非行ってみては。