建物構造について パート3

設計課の八木です。

 

建物の構造の種類について紹介させていただきます。

今回は、鉄筋コンクリート造編です。

RC造とも呼びます。

 

RC造は、Reinforced Concreteの略で、

直訳すると「補強されたコンクリート」です。

RC造の施工方法は、鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込み、

鉄筋とコンクリートを一体にします。

特徴的なのは、2つの材料を組み合わせることで建物建設にRC

必要な強度を出している点です。

 

 

 

  • 鉄筋:    引張力(引っ張る力)には強いが、熱に弱く錆びやすい。
  • コンクリート: 熱に強いが、引張力(引っ張る力)に弱い

両者の短所をうまく補う構造です。

鉄筋をコンクリートで覆い、火から鉄筋を守り、さびの発生を防いでいます。

この構造のメリットは、主材料のコンクリートは不燃材料の為、非常に高い耐火性を

備えています。その他に、遮音性能も高いです。

特に低音をしっかり遮断してくれます。

デメリットは、建築コストだけでなく解体費用も高めなのがネックです。

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次回をお楽しみに・・・・。

投稿日:2018年8月9日 最終更新:2018年8月9日
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