設計課の八木です。
建物の構造の種類について紹介させていただきます。
今回は、鉄筋コンクリート造編です。
RC造とも呼びます。
RC造は、Reinforced Concreteの略で、
直訳すると「補強されたコンクリート」です。
RC造の施工方法は、鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込み、
鉄筋とコンクリートを一体にします。
必要な強度を出している点です。
- 鉄筋: 引張力(引っ張る力)には強いが、熱に弱く錆びやすい。
- コンクリート: 熱に強いが、引張力(引っ張る力)に弱い
両者の短所をうまく補う構造です。
鉄筋をコンクリートで覆い、火から鉄筋を守り、さびの発生を防いでいます。
この構造のメリットは、主材料のコンクリートは不燃材料の為、非常に高い耐火性を
備えています。その他に、遮音性能も高いです。
特に低音をしっかり遮断してくれます。
デメリットは、建築コストだけでなく解体費用も高めなのがネックです。
次回をお楽しみに・・・・。