今回は、建築士による現場監理についてお話します。
設計士は、ただ図面を描くだけが仕事ではなく、現場監理もします。
良く聞かれる質問で、「現場監理」と「現場管理」の違いは何?と聞かれます。
「現場監理」とは設計士による監理で、設計士が設計図書の通りに工事が実施されているかどうかをチェックする事で、 「現場管理」とは現場監督が工事を管理することで、 「工程管理(工事工程や職人などの手配)」「品質管理(材料の発注や管理)」「安全管理(工事現場・近隣の安全確保)」「予算管理(材料費・人件費等の費用管理)」をいいます。
では、設計士による「現場監理」はどのように行われているかと申しますと、
現場に行き、直接目視・納品書の確認・スケール等で寸法などをあたります。
特に気を付けなければいけないところは、工事途中で、最終的に隠れてしまうところです。
例えば、鉄筋の配筋を見ますと、鉄筋の種類・本数・径・ピッチ他にも多々
あります。
このような事を、設計士は随時現場監理をしています。
私も、お施主様の代わりも兼ねて、細かいところまでチェックしておりますので、安心してお任せください。