こんにちは。
設計の八木です。
令和2年はじめての記事になります。
今年は、いよいよ緩和になった受験資格に基づく建築士試験がスタートします。
改正のポイントは、従来受験資格の要件とされていました実務経験が、免許の登録要件になり受験し易くなったことです。
具体的には
①大学の建築学科等で指定科目を修めて卒業すれば直ちに一級建築士を受験できるようになります。
②二級建築士は直ちに一級建築士を受験できるようになります。
③工業高校等で指定科目を修めて卒業すれば直ちに二級建築士を受験できるようになります。
最近のデータでは、一級建築士試験の受験者数はこの10年間で約4割に減少しており、建築士事務所に所属する一級建築士の内60代以上が全体の約4割、30代以下は1割程度になっております。
これから建築士の資格需要は高まることが期待されますので、これから受験される方は希望をもって試験に挑んでみてください。
※免許の登録には、試験に合格する事に加え実務経験が必要な場合がありますので注意してください。
今年の学科試験は、東京五輪開催中の大規模な人の移動を避けることを理由に例年より2週間前倒しになる予定なので受験を予定されている方は、早めの準備をお勧めします。