さて、今回は私の2年越しでの初受注のお客様と他社との差別化を図った賃貸マンションでの成功事例を紹介しますね。
土地活用って言葉ご存知ですか?
アパート・マンションを建てることだけが土地活用ではありませんよ~。
その土地、立地、地域、お客様のご意向に合わせて、「売る・貸す・建てる」どの活用がベストなのかを考え弊社ではご提案させて頂いております。
こちらのお客様は相続税対策のための活用でした。
活用理由は様々ありますが、相続税対策・・・よく聞きますよね。
難題は「賃貸マンションは絶対にイヤだ!」と最初から言われてしまったこと・・・。
立地や土地の面積的にもテナントでの活用が検討できたところでした。
しかし、テナントで活用した場合の相続税対策の効果やその後の収益性を考えるとどうしてもそのお客様の意向には添わないものでした。
「賃貸マンションは絶対にイヤだ!」か・・・。
供給されているような、普通の賃貸マンションの提案は出来ない。
お客様の言うようにただでさえ供給過剰で空室も増えてるし、リスクが大きい・・・。
考え抜いた結果・・・
「環(わ)」をコンセプトとした賃貸マンションのご提案をさせて頂きました!!
このコンセプトは環境と人の和をテーマにしたもので、よくある箱型マンションではなく配置計画に工夫を凝らし、入居者様が集う場所をつくりました。
【配置計画図】
全部屋が角部屋であること、風の通りがよく日当たりも抜群!
なんと言っても賃貸マンションの共用部に家庭菜園とコミュニティスペースがあるのが魅力!
従来の賃貸マンションだったら、もっと部屋数が取れて事業計画も良いところを敢えてこのような配置計画としました。
【完成写真】
確かに賃貸アパート・マンションは供給過剰です。
しかし、それは皆同じような賃貸アパート・マンションです。
この物件は「ここに住みたい」と思う人が集まる場所になりました。
暖かい休日の昼間には趣味の家庭菜園をしたり、ペットと遊んだり、入居者様が集い、お茶をする光景、笑顔が目に浮かびます。
この春、竣工2年を迎えましたが、これからも経年良化していく物件となりますように。
このようなお客様と同じ想いのある方が他にも大勢いらっしゃるのではないでしょうか?
弊社では、お客様の想いに付加価値を付けたご提案が出来ますので、ぜひお気軽にご相談頂ければと思います。